●滋賀教区 別時念仏会


2月25日、比叡山の麓、坂本西教寺において別時念仏が開催されました。
当初の予定では、信楽玉桂寺に安置されている阿弥陀如来立像の御前で開催するはずでしたが、
当の阿弥陀如来が県立安土城考古博物館に出展中で叶いませんでした。
玉桂寺の阿弥陀如来立像はご存知のように、源智上人が法然上人の1周忌追善のために、
何万人もの方から喜捨を集めて造られたものです。
その阿弥陀如来の御前で別時念仏をすることで来たるべき800年大遠忌に向けて盛り上げようと計画したのでしたが、
残念ながら来年度に持ち越しです。
西教寺は天台真盛宗の総本山です。
天台真盛宗の宗祖真盛上人は、室町時代の方で、法然上人に心酔されていました。
それで法然上人にゆかりのある西教寺を別時念仏の場所に選んだのです。
西教寺は恵信僧都に由来する不断念仏が行われている念仏道場でもあります。
そこで別時念仏を行うことは非常に感慨深いものがありました。
当日は冷え冷えした日でしたが、12人の会員が参加しました。
先ずお茶を頂いた後、教学部長さんから天台真盛宗についての研修を受けました。
戒を重視されていることが強調されていました。その後本堂で40分ほど別時念仏を行いました。
総欅の重厚な作りの本堂で、ご本尊阿弥陀如来共々重要文化財に指定されています。
終わった後、西教寺の方のお話しでは、浄土宗のお勤めに共通のものが多いと話しておられたのが
印象的でした。やはり法然上人を慕っておられた真盛上人の宗は
浄土宗とも近い関係にあるのだと感じました。
